9.05.2010

京都がすきです。

まちの色合いや、ぽっかりと溜まる庭の日だまりや

いろいろなものがきれいに映ります。


京都と奈良の旅。

上の写真はノスタルジーな雰囲気漂う錦市場です。朝食の時間に食べ歩きしながらお散歩。


花見小路をあるいていくと奥にたたずむ禅寺 建仁寺。


枯山水の前庭を眺めている内に祇園町の喧噪から
ふっと静寂を感じさせる空間へと引き込んでくれます。

この建仁寺にある開創800年を記念して描かれた天井画 双龍図が圧巻!

首が痛くなるほどずっと、見上げていました。


河井寛次郎記念館。


大正から昭和にかけて主に陶芸の分野で活躍した河井寛次郎。

その住居兼工房が公開されています。

マルチアーティストと呼ばれ、
「すべてのものは自分の表現」と放つその生き様に興味しんしん。

民間で用いられる日常品の美を追求し、建物や調度品にいたるひとつひとつにこだわり
またその中で暮らす。

創造の探究心は陶器のみならず、木彫、金属、設計・デザイン、書や詩文と
さまざまな分野に活動を展開されていったそうです。

生前、来客が絶えなかったというこのお家は

いまでも多くの人が訪れ、印象的だったのはその訪れる人々の楽しそうな表情から

彼の人柄はすべてのものを通じて愛され続けられているのだなぁということでした。


清水寺。


私はこのお寺に来ると毎年、良い音のする鈴のお守りを購入します。

白い花と淡いピンクの花が繋がり球体になっているデザインがとても可愛いんですよ。

お守りを渡される時に「良いことがありますように」と言ってもらえて

なんだかそれだけですでに良いことになります。

 

夕食はふと通りかかって気になったお店へ。一念坂まさ壱さん。
ご兄弟で営まれていて、メニューを見ると似顔絵が。よく似てますよね。


まずは旬の肴で一杯。鱧のお刺身、トウモロコシの天ぷら、なす田楽などなど。
そしてお蕎麦。最後にデザートの盛り合わせもいただきました。お腹いっぱいで大満足。

どれも とっっっっっても、美味しかったです。

楽しいお話とおいしいお料理に、京都へ来た際はまた必ず寄りたいお店となりました。


そして、次の日いよいよ奈良へ!



居ました、たくさん。かわいかった。

奈良は今年、平城遷都1300年祭で夜には世界遺産や歴史的建築物が
美しくライトアップされていて幻想的でした。