8.29.2010

8/27〜28の2日間限定、Bunkamuraシアターコクーンで上演された、
「キミドリ」に行ってきました。

仲良くさせてもらってる小根山悠里香ちゃんが出演しているので楽しみに
していました。

脚本、演出は映画監督にして舞台映像の第一人者 奥秀太郎さん。

ここ数年の話題の舞台の陰には必ず彼の映像があるといっても過言ではない、という
勿論今回の舞台でも映像を製作されておりました。

ストーリーは


飛行機墜落事故現場の跡地に作られた美しい公園を舞台に繰り広げられる群像劇。


チラシのかわいさに、いざ舞台上の世界に飲み込まれるにつれ
悲痛な物語の展開に動揺。


常に映像を後方壁面全面と舞台装置に映し出す演出は奥行き共に立体感があり
飛行機が墜落するシーンにはそこにスピード感、臨場感までもありました。

もしこの作品が映画化されるとしたら、いくつかのシーンを表現するにあたり

舞台で観た抽象的な演出より、より具体化された残酷なシーンになるのだろうか?と

想像するにもおぞましく、今回の舞台は視覚的に抽象的な分

舞台に適した脚本なのかなぁと思いました。
 

美しくも悲しい世界に引き込まれあっという間の2時間でした。